バレンタイン
もはや何のトキメキもない響き。
ただただ血糖値が上がるだけのイベント
そんな自分の20代前半の頃のホロ苦ひ思い出…
東京から遊びに来てた友人達と10人位でスキーに行きました。
そしてスキー場からほど近い友人の家に泊まって次の日。東京の友人達を駅まで送る車の中
突然始まった遊び
すれ違う対向車の車種当てゲーム
各人それぞれ車の車種(シビックとかカローラとか)を予想して一番最後まですれ違わなかったヤツが罰ゲーム。
(もっと細かいルールはあったけど割愛)
ただ、それだと人気の車を言っちゃえばいいだけなので、
予想した車が一番最初にすれ違った人
と
予想した車が最後にすれ違った(もしくは最後まですれ違わなかった)人
が罰ゲーム
まぁ、だいたい予想は着くと思いますが
負けました
(予想した車とすれ違わなかった…)
そしてもはや薄暗い18時頃の大きい交差点…
もっと詳しく言えば(福島の人ならわかる)
郡山市の内環状線とさくら通りの交差点にあるファミリーマート
そこでバレンタインチョコを買い、その交差点の横断歩道で大声で
好きです!付き合ってください!
と言いながらチョコを渡すという、もはや鬼畜の所業、ゲスの極み。
しかも相手は東京から来た友人(男)
(当時はまだそんなに同性愛とかLGBTとかなかったからねぇ…。そして一緒にいた友人の中には女性もいたのに、よりによって男…)
無論、交差点には信号待ちの車がいっぱい
しかも薄暗いからヘッドライトで照らされる
そしてごめんなさい!と言われ泣きながら走り去る
(ここまでワンセット)
もう恥ずかしさの極致
終わったらダッシュで逃げるよね
もうアスファルトタイヤを切りつけながら暗闇走り抜けるよね
正直、その直後の事は覚えてません
もう恥ずかしくて頭真っ白
当時はまだ携帯(スマフォじゃないよ)にカメラすら付いていなかったから、決定的瞬間を後世に残すことが無かったのはせめてもの救い。
逆に言えば、写真すらないのにここまで覚えているほど強烈な思い出。
ゲラゲラ笑ってた友人達の顔だけは絶対忘れないけどな!