日本の場末で人生を振り返るブログ

人生楽もねぇ苦ばっかだよ

お風呂

週に一度のお風呂の日。
 
寝たきりだから週に一度は仕方ないにしても、せめて頭はもう少し頻繁に洗いたい…
でもきっと今週あたりからリハビリできるんじゃないかと思ってるからもう少しの我慢。
 
 
で、またお風呂用のストレッチャーで運ばれていくわけなんですが… 
 

よりによって、今日洗ってくれる人が、先日俺の便意を削いでくれたマイペースおばさん(通称)。
 
あれ?先週の陽気なお姉さん方は… 
 
そしてもう一人が…
さっきシーツを置きに来た若い看護学生…
 
 
 
まじか…
 
これはちょっと逆にハズカシイぞ
 
でもまぁ、きっとそこはベテラン(だと思う)マイペースおばさん。
うまいことやってくれるに違いない。
 
 
 
病室の通路の部分にストレッチャーを用意して、
『じゃ、こっちに寝てくれるかい?』

…え?そこまで歩いていいの?
 
って聞いたら、
『あら、まだダメなんだっけ。車椅子乗れるのに。』

なんかテキトー過ぎない!?
いや、歩いていいならきっと歩けるけど。歩いちゃ駄目だから車椅子なんじゃないの!?
結局ベッド横にストレッチャーを動かして移動。
 
マイペースというより面倒臭がり…?
 


洗い場まで連れて行かれて早速脱がされるも、最初はシャツからかと思いきや、いきなり下から脱がされる。
しかもハーフパンツとパンツをほぼ同時に。
 
剛速球すぎない?

オオタニサーンもびっくりです
(一応、腰を上げるのが辛いだろうから一回で済ませたらしいです) 
 

シャツも一人では脱げないので、二人がかりで体を支えられつつ。
 
 
その後、一応股間にタオルはかけてくれたけど、体を洗うのにすぐ取られる。

取り方もサッと取ってくれればいいものを、濡れてるタオルを引きずるように取っていくから、おしっこの管が巻き込まれたり引きずられたりで、自分の股間気が気でならない
 
やっぱりこのマイペースおばさんは要注意だ…
 
一通り洗い終わって、体を拭いてもらう時、背中を拭いてもらうのにどっちかに横向かなきゃならないんだけど、
えっと…どっち向けば…
って戸惑ってたら、学生さんが
『どうぞ、こっちへ…』
って横向きになった体をギュッと押さえてくれました
 

全裸で若い女性に抱きしめられる…
場合によってはお金を払うようなシチュエーションじゃないですか
え、追加料金取られないよね?(穢れた大人)
 
 
でも若い女性の目は『無』でした。
もう完全に仕事だから…研修だから…って割り切った目…
 
 
そう、こうやって人は大人になっていくものなんだよ…